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裏切らないで・・・
3月にゴールデンの親子を保護した。
飼い主?の娘が所有権などを言っていたのであえて、日誌には公開はしなかった。
ゴールデン親子は(マック・サリー・ボス・ミュミュウ)本当に寂しい暮らしをしていた。
飼い主の夫婦はろくに散歩もせず、倉庫の1Fに4頭を1Mくらいの鎖に繋いでいた。
もちろん、全員が不妊手術も受けていない。
女の子がヒート中の時は男の子にかなりのストレスがあったに違いない。
近親にならなくて本当に良かったと思っている。
そして、この会社は倒産し、夫婦は夜逃げをし4頭は置き去りになってしまった。
電気も全て止められていたので、夜はシャッターが下りると暗闇の世界。
一番の甘えん坊のボスは鳴き続けていた。
ご近所のボランティアさんが餌や水をあげていた。
それをたまに来る、娘が見て「お腹こわすから、いらんことせんといて・・・!!」と言う。
そして、里親を申し出ると4頭一緒じゃないと渡さない!!と言う。
この、状態が続き、近所からの苦情(夜中に鳴き続ける・臭い・毛が飛び散って掃除をしない)などで、保健所、警察も動いたようだが所有権の問題でどうにも出来ずにいた。
数日が過ぎてある日、1通のメールが団体の方に来た。
このような場合、どうすればいいのか・・・と。
とにかく、現場に向かう。
知らせを受けていた通り、3月の寒い中、敷物も何も無く、防水のコンクリートの床はビシャビシャに濡れていた。
その上に2頭は丸くなって寝、1頭は寂しい目で遠くを見つめていた。
帰りを待っているのだろうか・・・?
そして、ボスは何とも言えない寂しい声で遠くに聞こえるようにか、長く低い声で叫び続けていた。
スタッフ宅にはゴールデン飼いが多い。
皆、ゴールデンがこんな声で鳴くのを始めて聞いた。
慌てて事務所に戻って、毛布を積み込んで入れに行く。
この子達を後にし、車に乗り込んだ私達は皆、涙が止まらなかった。
絶対、助ける!!すぐに引き出せる事を考えた。
翌日も翌日も会いに行った。
「明日も来るから待っててね。必ず出してあげるからね・・・」と声をかけていた。
そして、飼い主の娘との交渉。
可愛い可愛いと言葉のあちこちに出てくる。
そしたら何故、何もせず、あのままにできるのか?
現場近所の話しも沢山聞き込んだ。
私達が一番気になったのは、お母さんの胸にこぶし大の大きな腫瘍がぶら下がっていた事。
娘に話しても知らなかった。
手遅れになってはいけない。
いったい、あなたはこの子達をどうしたいのか?
飼うのなら家に連れて帰ってあげてほしい。
ボスはガリガリに痩せていて、からだのどこかに異常があるのは間違いなかった。
何度も何度も娘と話を重ね、引き上げる事になった。
お母さんは即、入院し腫瘍摘出。
ボスも入院。胃に異物が混入していて、腸の入り口に詰まっていて、全く栄養が行かず下痢が続いていた。
健康管理が出来ないなら飼うな!!叫びたくなった!!
お父さん・お母さんは10歳の老犬である。
10年も一緒に居た家族、今、この子達は元の飼い主をどう思っているのだろう。
この子達に今、目の前に飼い主が現れれば、裏切られた事も知らずにきっと、ちぎれんばかりにシッポを振って満面の笑みで駆け寄っていくのであろう。
そう、ワンは絶対に飼い主を裏切らないからです。
今日、何ヶ月ぶりかで娘と話した。
当初、この子達の医療費の少しでも負担したいと言っていた。
が、今日は「犬になんてかけるお金は無い!!」と言った。
寂しい言葉であった。
人間よりもそういわれた4頭のゴールデンの事を思うと胸がしめつけられる思いであった。
何とも身勝手で寂しい話である。
そして、お母さんのサリーちゃん。
スタッフが預かっている。
胸の所に硬い腫瘍を発見。
早急に病院でバイオプシーを受ける。
今から楽しい生活が待っている。
みんな頑張れ!!






こんなにも素敵な笑顔で笑っているのです。


Posted by 2005angels
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