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老犬と。。。
老犬と暮らし、老犬を送る時期について考えています。

と、言うのは我が家の愛娘:ビッキー嬢が、昨日より体調不良に陥ってしまいました。

彼女は私と暮らし始めてもうすぐ9年を迎えます。
今でも彼女を保護した日の事を鮮明に覚えています。

代表が事故にあってリハビリを受けに病院へ行った帰り、「ゴールデンを親戚が預かっているねんけど・・・」と言いました。
理由を聞くと、ビッキーは夫婦と子供1人の所に飼われていたそうです。
共稼ぎの為、子供の相手にとビッキーを迎えました。
その時は、ビッキーは本当に幸せな日々を送っていたと思っています。

しかし、その2年後に離婚。
奥さんと子供は田舎の実家に帰りましたが、ペットを飼える住居では無く、置き去りになりました。
別れたご主人が暫く面倒を見ていましたが、仕事の時間が不規則な上、出張で何日も一人ぽっちの時間を過ごしたという事でした。
そして、ご主人が再婚。
ここからが、彼女は不幸のどん底だったのだと、思えます。

先妻さんが飼っていた犬だと言う事で、相当苛められたそうです。
子供からの証言が聞けました。
犬小屋も無く、寒い冬の雨もずぶ濡れで、庭にたたずんでいたそうです。
部屋の暖かな灯りと家族団欒の声を聞き、お部屋を覗き込む彼女には、ぴしゃりとカーテンで閉ざされたのでした。
寂しかったでしょう・・・
辛かったでしょう・・・
1年前は子供と一緒にじゃれ合って暮らしていた事をビッキーは思い出していた事でしょう。

あまりにも酷いので、ご主人が知り合いに預け、その後代表の親戚の家に預けられました。

とにかく会ってみたい!!と思い、家に行きました。
「ビッキーうちの家は狭いけど、来る?」と言うと外に走り出ました。
今、思うと私とビッキーは巡り合えて当り前の存在だったと思うのです。
ビッキーは私に会うために、神様が地上に下ろした。
私はビッキーに会うために、そこに居た。
運命の出会いと言うよりは、ビッキーは迷子になっていた時期が3年あったんだよね。と思っています。
犬と言うより、何と表現していいか判りませんが、私は知人にビッキーを紹介する時は「私の妹です。」と言っています。
若かったビッキーもいつの間には、私を追い抜いてすっかりおばあちゃんになってしまいました。
人間の年齢に換算すると、70~80歳くらいでしょうか。

タクシーの運転手さんにお願いし、自宅に向かいました。
毛玉だらけで、被毛はグレー色でした。
家に戻ってすぐにシャンプーし、先住のワンへご挨拶。
ゆっくりと慣れて行ってくれました。

暫くして、病院へ検診に行くと、思ってもいなかった診断がでました。
フィラリア陽性。
心臓には沢山の成虫が住み、心臓が変形していました。
大変危険な治療です。
助かる確率は50%と、医師から告げられた時、頭の中は真っ白で、声も出なくただ涙だけが止まる事無く流れ続けました。
「先生ならどうされますか?先生のワンちゃんなら?」
そうすると先生は「望みを捨てたくないから、僕ならやります。」と。
「お任せします。助けてやって下さい。スタートしたばかりの生活なんです」と、先生にお願いしました。
連日のヒ素注射の治療です。
現在は、この治療法を用いる所は、ほとんどありません。
医学が発達し、薬も開発されているからです。

1ヶ月半の闘病生活をビッキーは乗り切ってくれました。

あの日から、9年です。
私が愛護活動に本腰を入れるまでは、常にどこへでも同行していました。
老人ホームへの慰問やホスピス病棟への訪問もしました。
ご老人達に、暖かく迎えられビッキーもお年寄りに力を与えていました。
動かなかった手が、ビッキーにおやつをあげる為に、必死に差し出す動きでおばあちゃまの手は少し動くようになりました。
私の祖母が、癌で闘病中の時も、ばぁちゃんのご指名でよくお見舞いに行きました。
言葉は話せなくても、祖母の肩の上にちょこんと顎を乗せて穏やかな表情を浮かべていました。
「ばぁちゃん、元気出して頑張ってね。」とでも言っているように見えました。
祖母もビッキーが来るのを毎回楽しみに待っていました。

ワン達から与えられる幸せな癒し時間。
沢山もらっています。
寿命までそろそろ・・・という時期を迎えた、我が愛犬。
精一杯の愛情と努力を費やしたいと思います。

どんなに願っても永遠な命はありません。
さよならを迎える時、苦しまないで痛がらないで、安らかにと願います。

会えて良かった。
ビッキーは私と出会えて幸せだった?


どうか、一日でも穏やかに私のそばにいて欲しいと願っています。

祈りが神様に届きますように・・・。

皆様へのお願い



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Posted by 2005angels
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