幸せだったの?
今日はまさかの出来事が起こった。
予定通り本日レスキューの2頭を迎えに朝から処分施設に向う。
月曜の施設は犬の数が多い。
収容場所を見てまわると最終段階の部屋にゴールデンの老犬の男の子が寂しそうな目で入っていました。


職員さんの話を聞くと、飼い主の放棄犬でした。
事務所に連絡を取り、早急にホストファミリーさんのお願いにあたってもらってOKが出たので引き出しの準備にはいりました。
とても、立派な体格の大きなゴールデン。
年齢は11歳です。
体中毛玉だらけでした。

金曜日に飼い主が持ち込まれた時点で凄く嫌な咳をしていたそうです。
監房から出された時は嬉しそうに軽い足取りで外に出ました。
スタッフが軽く散歩をさせ、排便を済ませました。
事務所まで30分の距離。
車に乗る事も自力では無理で常にゼェゼェと苦しそうな呼吸をしていました。
スタッフが抱えて車に乗せ、事務所に搬送中、彼は「紋次郎」と言う名前をつけてもらっていました。
施設で長い時間抱きしめてもらって散歩に行ってもらったスタッフを慕い、車の中でも抱き付いてきていました。
常に声を掛けながら車を走らせました。
事務所まで後2.3分という所で紋次郎は伏せの姿勢になり、顔を見上げていました。
そして、事務所に到着。
待機スタッフはシャンプーの用意万全で待ち構えていました。
慌てて入ってくるスタッフの「紋次郎が動かない!!」と叫ぶような声。
皆、走りました。
心臓マッサージを繰り返し、「帰っておいで!!ついたよ!!帰ってきなさい!!」と叫び続けました。
紋次郎は眠るような優しい顔で目を開ける事はありませんでした。
原因は心臓病を持病に持っていながら、この数日のストレスによる心臓麻痺であろうとの事でした。

11年もの間、暮らした家族に紋次郎は放棄され処分してくれと持ち込まれました。
彼は寂しくて寂しくて自分が何故こんな所に連れて来られたのかと落胆の思いで、4日間を過ごしたのでしょう・・・
大型犬の寿命は長くても12~3歳。
後2年程の老犬を何故、手放す事が出来たのか?
処分施設でわずかな料金を支払って、人に処分してもらう。
自分は蚊帳の外状態である。
連れ添った愛犬の最後がどんな状態であったかは知る事ない。

紋次郎は安らかなお顔で眠っているようです。
仕事を終えたスタッフ達もお花を持って駆けつけてくれました。
「もぅ寂しくないね・・・」
「せっかく、今から幸せに老後を過ごせるチャンスだったのに・・・」
皆、涙にくれましたが、紋次郎は処分施設で生涯を終えたのではありません。
皆に見送られました。
お星様になった紋次郎を見守りながらスタッフは朝まで側で線香を絶やす事無く付き添いました。
今度、生まれ変わってきたら素敵な家族が待っているよ・・・
紋次郎・・・あなたの犬生はどうだった???
人間達は酷い人ばかりではないんだよ・・・
ごめんね・・・紋次郎・・・
安らかに眠ってね。

合掌




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ミックが来たよ~♪
悪性リンパ腫と戦っているゴールデンミックが岐阜から大阪まで来てくれました。
体力低下に伴って、耳の調子もよくありませんでした。
外耳炎から膿がたまり顔半分がパンパンに腫れ、結果こめかみと口横に穴をあけてドレンで膿を抜きました。
腫れは収まってきましたが、ドレンを抜いたあとの傷が痛々しい状態になっていました。


里親様は出来る限りの事を一生懸命されています。
何より、ミックがお父さん・お母さんの側に入る時の顔はのんびり穏やかな表情を浮かべています。
あの時の寂しそうな表情は全くありません。


余命宣告を受けていますが、食欲も旺盛、お菓子袋の音には凄く敏感です。
まだまだ、元気一杯頑張ってます。
1日でも、1時間でも家族の元で楽しい時間を過ごして欲しいと願いました。
今日はミックに会うために沢山のスタッフが集まってきました。
いっぱいいっぱい話し掛け、秋に予定しているARK-ANGELSの同窓会には元気で参加してくれる事をお願いしました。
私達には今、ミックに何もしてあげる事はできません・・・・
願い・祈る事しか出来ないのです。
どうか神様・・・ミックを救ってあげて下さい。




里親M様、ミックに沢山の時間と手間がかかりますが、ミックはお父さん・お母さんが大好きです。
M様の動きをずっと目で追っていましたね。
そして、優しい手が触れるたびに目を細めていましたね。
何年も前からミックはM家に居たように過ごさせてもらっていますね。
本当の家族になっていました。
どうかどうかミックにとって素晴らしい犬生であった事を胸に抱かせてあげて下さい。
頑張れミック!!
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ジィの腹時計
ジィが事務所で暮らすようになって4日が過ぎた。
初日は犬舎に入ってのんびりと寝ていた。
のんびりと言うより、今までの長年の疲れがドッと出たのか・・・?ひたすら寝ていました。
16年の月日の中で、元飼い主にジィは幾らかでも可愛がってもらっていた時期はあったのか?
高齢のジィを処分施設に持ち込む人間だから無かったのであろう・・・
この飼い主はたぶん、ジィを思いっきり抱きしめた事が無い!!
愛情一杯で抱きしめる事がワンの一番の喜びである。

ジィ2日目
犬舎から出せ出せコールで鳴く。
元気だ。
ビーグルの鳴き声は凄い。
そこで、ジィの犬舎のドアをオープンにした。
気ままにあちこちをウロウロしながら、自由に散歩している。
16歳にしては足腰もしっかりしている。
耳もよく聞こえている。
食欲も旺盛。

ジィは8時間おきの食事である。
昨夜、8時に餌をあげた。
夜中の4時。
何処からか鳴き声が・・・慌てて駆け下りるとジィがドアに立って鳴いていた。
すぐに餌をあげると完食。
そのまま寝た。
そして、お昼の12時丁度にまたまた、ウォンウォンと鳴く。
まるで、時計でも見ているように正確な時間にご飯の催促をする。
どうにか時間調整をしないと毎日、夜中にご飯タイムになってしまう・・・
とにかく、ジィは気ままにのんびりした時間の流れの中、過ごしています。
スタッフ達もジィに何度も話しかけ、体のケアをしてもらっています。

ジィ生きてて良かったね。
私達もジィと出会えて、大きな勉強が出来たと思っています。






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経たない放棄犬
10日ほど前に1本の電話が入った。
「息子からもらった犬が大きくなって、散歩も行けず、飛びつくので、私達老人には無理です。保健所に連れて行こうと思っています。」
の内容。
里親様を探しましたか?
何故、犬種を理解せずに購入しましたか?
色々聞いたけど、返って来る言葉は全てワンの気持ちを優先するものでは無かった。
この類の相談はよくある。
こちらとしては、里親探しの協力はさせて頂くが、すぐに「はい。でわ引き取りに行きます」とは言えない。
犬はラブラドール・昨年の11月の末に産まれたまだまだ、子供である。
何故?と言う言葉が何度も出るが、ひとつの命を家族として迎い入れる前に何故もっと勉強しなかったのか?
責任を持って終生飼育出来る決意が無ければ、安易に迎え入れないで欲しい。
犬を飼うのにはまず、時間と費用が掛かる事を理解してもらわなければならない。
特に大型犬の場合は病院代や薬代も体重によってかわるので半端な額ではない。
散歩の量もかなり必要である。
今回依頼のラブラドールに関してスタッフは話し合いホストファミリー様が見つかり次第、引き受ける事になった。
老夫婦のご主人は車椅子でした。
ほんと?の世界である。
8ヶ月の大型犬の子供のパワーは凄い。
どうやって散歩させようとしていたのか?
プレゼント主の息子も犬種を知らずに?
寂しさからワンを向かえたのであれば、膝に抱っこできる大きさではないのか?

そして、今日スタッフが2時間以上の道のりを走りラブラドールを迎えに行きました。
散歩は無かったようでした。
まだ、8ヶ月の子が散歩も無く、不要になって保健所?
やってられない!!
この子が何をしたというんだ・・・
産まれて飼われる場所によってこれまでも扱いが違うのかと思うと涙が出る。
当の本犬は陽気にニコニコ笑っていた。
子供なんだから当たり前の笑顔と当たり前の行動。
新しい家族が必ずどこかであなたを待っている。
ボールを投げれば喜んで取って戻って来る。
離しかけるとジィーと目を見て笑っている。
早く素敵な家族が迎えに来てくれるのを待とうね・・・「アルト」君






*「家族なのに・・・」
是非、ご覧下さいませ。

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のんびりと・・・
ジィちゃんはのんびりしています。


ジィが来た日は天神祭りでした。
事務所は祭りの船の出発する場所のすぐ近くでもあり花火がパンバン空が真っ赤になっていたので、心配しましたが、鳴き続ける事もなく、静かに眠ってくれました。
そして、今日病院へ検査に行きました。
甲状腺ホルモン異常・マラセチアと診断。
シッポの腫瘍は病理検査に出さないと判りませんが、かなり古くからの物のようで、現在16歳のジィの事を考えると麻酔のリスクが大きすぎる為、見送りました。
目も結膜炎をおこしていて、点眼薬を出されました。


とにかく、清潔にする事・薬浴を行う事です。
後、どれくらいの犬生を残しているか判りませんが少しでも楽しかったなぁ~と思ってくれる時間を作ってあげたいと思いました。
Posted by 2005angels
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